ヒルクライムinダルガ峰2016 年代別3位

スタートリストが公開されて思ったこと、それは…

表彰台は無理だな…

Aクラスはたったの15人だが過去のダルガや今年の菰野、伊吹山などのリザルトから見るに自分より速そうなのが3~4人はいる。
来年からは大半のレースで年代クラスが上がってバケモノ揃いになってしまうので、何とかこのダルガでと思っていたのだけど…。
ただ、展開次第ではワンチャンあるかもという期待もあった。

あとゼッケンが1番だったw
申し込むの早すぎたな


土曜日
最終確認柳谷アタック。
雨続きで実走できなかった体に喝を入れるため、それなりのペースで登る。
タイムは自己ベストの1秒落ちとコンディションは上々。

帰って決戦ホイールに換装し、一日ゆっくり休んで当日の朝を迎えた。


当日
Kentaroさんの車で会場を目指す(乗せていただいて本当にありがとうございました!)。
昨年2位のKentaroさんはひとつ上のクラスの優勝候補の本命。
今年は2位、3位が数回あり初優勝に向けて意気込みが違った。
そんな人と一緒に来たのだから自分も恥ずかしいレースはしたくない。

自分が計算したKentaroさんの予想タイムは39分。
42分予想の自分と2分差でスタートするから2/3くらいで追いつかれますねー、という話をしていた。

会場入りし、開会式を終え早々にスタートラインに移動する。
せっかくのゼッケン1だし、先頭に並んで写真に写りたかっただけw

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(岡山県サイクルスポーツ協議会http://okayama-cycle.com/より)

続々と集まる面々を見るとみんな速そう…。少数精鋭の様相だ。
隣の人に声を掛けられる。なんと同じGAN S(その人はシャインレッド)乗りだ。
自分以外にGANシリーズに乗ってる人を見たのは意外にも初めて。

今回の作戦はとにかく自分のペースで走ること。
急勾配でドラフティングの効果が少ないこのコースでは、集団で走る意味は薄い。
もし先頭でバトルが勃発すればタレた選手を後半抜き返せる可能性は十分ある。

飛び出す集団があれば早々に見送る。
そう言い聞かせて落ち着いてスタートを切った。

スタートしてすぐに脚のある半数くらいの集団が形成される。
ペースは自分より少し速い感じで、迷ったがいつでも千切れられるよう最後尾に付いた。
この集団のペースは安定せず、離れて付いてを2度ほどして下り区間へ。
安全をとって車間をあけたこともあって、林道に曲がる地点で集団を見送った。

ここからC24TU+TUFO EliteJetの超軽量セットが力を発揮する。
平均10%のこの区間にピタリとハマリ、軽快に残り距離を削っていく。

予想通り林道区間の中盤で落ちてきた2人をキャッチ。彼らは付いてくる様子はあったがすぐに千切れた。

残り5.5kmあたりでさらに2人を捕らえる。
前に出て引くと一人はしばらくして遅れたが、もう一人はぴったりと張り付き、時折並びかけてはプレッシャーをかけてくる。
残り4.3kmからの緩斜面区間で前を引かされるのは危険だが、高速区間を自分のペースとラインで攻めた方がいいと考えそのまま先頭で突入。
結構なペースで飛ばすが自分の平坦力では引き離せない。
せめてと体を畳んで後ろにできる限り風を当てるも効果薄。
さすがにこのままいってスプリントで負けるのは癪なので、
「前出れますか?」と先頭交代を要求するが「無理です」と拒否られる。
それならと残り2kmを切った地点の下りからの登り返しで苦しい振りをしてペースダウン。
狙い通り相手が前に出たので、その後輪に飛びつく。

残り1km。
相手が力尽き、単独に。

その直後、前にもう一人の背中が見えた。
50mほどか?届くか届かないかわからない距離だ。
ここは無理に詰めず、ゴール前200mの最後の登りでの勝負に賭ける。

そして、ラスト200mでスパート!
一気に距離が縮み、残り100m―
並びかけたこちらに気づいた相手がスプリントを開始。

もうこっちに脚は残っていなかった…。

「負けました」と声をかけて見送り、自分もゴール。

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(岡山県サイクルスポーツ協議会http://okayama-cycle.com/より)

ゴール直後は後半の展開の興奮に順位のことなど頭になかった。
ゴール地点の駐車場を旋回しているとKentaroさんがゴール。
まだ後ろのクラスの人は誰も来ていない。
手を上げるKentaroさん。優勝だ!

Kentaroさんを祝福していると、追い付かなかったと言われてふと気づく。
相変わらずゴール直後にサイコンを止め忘れていたが、39分と言うKentaroさんとのタイム差を考えると余裕で40分台というミラクルタイムだ。
そういえば、ゴール地点にいたのはスプリント勝負した人以外に優勝した人だけ…。

あれ…もしかして3位!?

半信半疑のまま下山。
張り出されたリザルトを見てようやく確信に変わる。


タイム40:24。
クラス3/15位、総合7/139位。

サイクルレースで初めての表彰台だ!

改めて先行組を後ろから捲り、駆け引きで決めた会心の3位。
緩斜面バトルも自分は気付いていなかったが、相手からしたら表彰台を争う熱い展開だった。
ラストのスプリントは負けたけど、レースの前方でやり合う楽しさを味わうことができた。

ちなみに冒頭の自分より速そうな4人に入賞者はいなかった。
レースは分からないものだ。


京都西山にKentaroさんと共に賞状を2枚持ち帰れて本当に嬉しいです。
しかも月曜道上の名が入った初めての賞状かな?

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これもいつも練習している柳谷や六甲、そしてKentaroさんをはじめ一緒に走ってくれる皆さんのおかげです。
これからも少しでも上を目指して走っていきますので、またよろしくお願いします。


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レポート上げる前から順位が上がる不思議。
催促されてるのか…?
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ダルガ峰に向けて~GPSパワー解析とペース管理~

自分の次のレースは岡山のヒルクライムinダルガ峰。
12kmながら10%が延々続く難コース。
しかし、奈良のレースなんかに比べればレベルは少し落ち、小規模でクラス分けも細かめなので相対的に順位は上がる。

Stravaからコースデータを引っ張ってきて、excelで組んだ独自のパワー解析シートに取り込んでシミュレーション。
その結果、予想される自分のタイムは42分前後といったところ。

過去のリザルトを見ると42分台なら、形だけだがシングル順位なら十分狙える。
さらに参加者次第だけど41分台に入れば5位とか、かなりいい線まで行く可能性もある。
取らぬ狸のなんとやらかもしれないが、トレーニングへのモチベーションは爆上がりだ。

8/28
まずはダルガとプロフィールの良く似た六甲逆瀬川で現状確認。
過去2度の挑戦で学んだことは、とにかく前半抑えないと後半の急勾配でタレる。
抑えて、抑えて、あげるのは宝殿の料金所から。
上の方はガスってて視界は30mほどか?美ヶ原の時よりもひどい。
片側通行のところで追い付いたブルべマンな方と最後は競り合ってタイムは44:03。
3月以来だったので大幅更新したが、データを見ると抑えたつもりもまだ前掛かりだった。

なら、フラットペースなら速いのか?と思い始める。
ペースを一定に保てというけど客観的なデータを基に走ったことはなかった。

9/1朝練
そこで、自作のパワー解析シミュレーションをもとに柳谷を250W一定、12:54で想定し、500m毎のタイムテーブルを作ってこれに合わせて走ってみた。

距離/km  タイム   ラップ
0.5     0:01:00
1      0:02:24  0:01:24
1.5     0:03:29  0:01:04
2      0:05:01  0:01:31
2.5     0:06:33  0:01:32
3      0:08:18  0:01:44
3.5     0:10:01  0:01:43
4      0:11:32  0:01:30
G      0:12:54  0:01:21

ほぼ予定通り進行するも最後は少し遅れた。
タイムは12:59と通常ホイールベストを5秒更新。決戦C24TUベストもあと2秒だ。
平均パワーは241Wから248Wと大幅に向上していた。C24TUなら12分半に近いタイムが出そうな値だ。
自分のパワー解析では「パワーは時間に対して一定低下していく」としてシミュレーションしている。
この減衰率が、前記録は0.09W/sだったのが0.02W/sになった。
やはり前半で稼ぐよりも一定で行った方が速いのだ。

9/3
近場で唯一登りのみで10kmオーバーの上福井〜天狗岩でTT。
今度は前半緩斜面225W、後半240Wのペースで1km毎のペースを設定し、
ガーミンのオートラップを活用しながらアタック。
前半の緩めのペースに少し気持ちを抑えきれなかった部分はあるものの、
233W、減衰0.002W/s(後半上げてるので本来マイナスにならなければならないが)で32:50という好記録。

9/4
再び柳谷TT。
今度は十分体の起きた夕方に一本。
またしても前掛かり気味になるも今回はしっかり後半に足が残り、
250W、減衰0.04W/sで12:48と9秒もの更新。

2016-9-4_23-14-42_No-00_2016090423293881d.png

パワー解析excelはこんな感じ。
ぐちゃぐちゃだけど実測と計算の距離-タイムグラフはあってるでしょ?w

今までいかに前半焦っていたのかがよくわかった。
計算通りに走ると本当に前半がぬるくて、タイムテーブルがなかったら絶対に気持ちを抑えられない。
また新しい走りの世界が見えてきた。
こうなるとパワーメーターがマジで欲しい。
冬のボーナスで買っちゃおうかな…。

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プロフィール

かわせみ

Author:かわせみ
東京出身の軽量クライマー。
HCレース参戦2年目。
大阪柳谷をホームに京阪神の峠に出没中。

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