Mt富士ヒルクライム2017

車坂のデータからシミュレーションに標高による大気圧変化要素を加えた(詳細については今回の富士ヒルのデータも含めて後日書こうと思う)。
計算された予想タイムは210W出して73分半。
シルバー達成は十分可能だが思った以上に余裕がないことが判明した。
ただ車坂、吉野大峰、六甲自己ベストの3つのデータからの判断だったので正確性に確信は持てず。
とりあえず70分で立てたラップ表参考に臨機応変に集団乗車する作戦にした。
木曜は柳谷で11分台が見えるような自己ベストを出せてコンディションは上々。
だが、コース予習で見た動画の自転車の川を掻き分け進んで行く光景にどこか不安を覚えた。

6時前に家を出発。
新幹線も横浜線も富士ヒル参加者と思われる輪行ライダーが数人いて嫌な予感。

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案の定成田エクスプレスのデッキには自転車の山が…。
折角取った最後列も既に別の自転車が捩じ込まれていて、安直過ぎる列車を選んだことをかなり後悔した。
それでも何とか富士吉田富士山に辿り着き会場で受付。
この時点で人の多さにウンザリしてしまいモチベーションが下がるが、『絶対に明日シルバー取って来年からは他のレースに行ってやる…!』と気持ちを切り替える。
月曜道上からの参加はいつものタクさんシンヤさんで、EXPO会場で合流。
やまちゃんやkameさんにも挨拶したかったが結局大会中は見つけられなかった。

二人と別れ会場から西に12kmほどの宿泊地を目指す。
車坂の失敗を繰り返さないよう獲得標高200mほどのアップダウンの続く樹海沿いの裏道を流して体を標高に慣らした。

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当日は軽量化に時間が掛かってしまい、会場入りしたのは5時半前。
先に会場預かりの荷物を預けたはいいが、何を思ったか一度出口から公道に出てしまい下山荷物預けは本当にギリギリになってしまった。
荷物預かりの時間がヤバいとは聞いていたがその理由が人が多すぎてトラックまで辿り着けないからとは思わなかった。
陸上競技場の工事の影響も大きかったようだが1万人もいると仕切る方も大変だわな。

だがレースが始まってしまえばそれまでの気分なんて関係なく、少しでも速く走るために案外集中できてしまうものだ。

スタートラインを切ってすぐは無理のない範囲でポジションを上げていく。
すぐに丁度いいペースの目立つオレンジ色のジャージの人が来て、その後ろに付かせてもらう。
周りも冷静に見れていて、混雑した序盤を乗り切った。
しかし10kmまでは予定の70分ペースを維持できていたのだが、そこからガクッとペースが鈍って遅れ始める。
後でデータを見るとパワーのタレはなく、どうやら進路が南になったことでもろに向かい風になったためのようだ。
そこからは後ろから来た速い集団を後退しながら乗り継いでとにかく耐え続ける。
残り3kmを67分で通過、シルバーは行けそうな感じ。
平坦区間は追い風で単独でも40km/h出る状況だがその分絶対パワーのない自分は後ろからバンバン抜かされるし、付き位置も取れない。
ラストの7%で抜かれた分とはいかないものの何人か抜き返してゴール。

図1

結果は予想通り212Wで73分半。
順位は年代で9%くらいと実力通りといったところ。

月曜道上組はシンヤさんが74分でシルバー達成。
タクさんは残念ながら一歩及ばず。

IMG_0923.jpg

初出場の富士ヒルだったが、コース的にも気持ち的にも自分の苦手なレースだった。
コースは自分には斜度が緩すぎて70分切りやゴールドは簡単ではないなと。
今年は最速タイムが出ている以上向かい風は言い訳にしかならないが、月曜道上組で一番重量的に不利なシンヤさんが好タイムを出したところを見ると、PWRより絶対出力がものをいう部分が少なからずあったようだ。
気持ち的には人が多すぎてイライラして落ち着かなかったし、協調したり競り合ったりして一緒に走った人たちがいつもより『大勢の中の誰か』のような薄まった印象になってしまうのが残念だった。
自分がもっと速くなって大勢ではない領域の中に行けばいいだけなのだけれど。

富士ヒルはシルバーが獲れたのでたぶんこれが最初で最後。
今後6月は富士国際か美ヶ原にしようと思う。

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CS-R8000考察(訂正)

新アルテグラがR8000シリーズとして発表された。
その中で自分が注目したのはスプロケットだ。
既存の構成の他に14-28Tと11-34Tという見慣れないラインナップが追加された。
この2つのスプロケットがどういう物なのか予想してみる。

まず14-28T。
こちらは言うまでもなく国内ヒルクライムレースをターゲットにしたロー側クロスレシオだろう。
一般的に既存のサードパーティ一製品の構成は
12-14-16-18-20-22-24-25-26-27-28。
それに対してシマノはトップをさらに1段削ってきた。
構成は14-16-18-20-22-23-24-25-26-27-28あたりか。
12Tがなくなってインナー固定だとちょっとした下りが面倒になるが、そこは『シンクロシフトを駆使してアウターに入れてね』ということなのだろう。
ロークロスは自分はサードパーティ一のアルミ切削品を去年まで使っていたが変速性能に不満を感じて使わなくなった。
歯の形状はもちろん、断面がふつうは八形のところがお椀形になってしまうことに難しさがあるように感じる。
その辺純正品がどう改善してくるか期待している。
と思ったら元々あるハイクロスのジュニアカセットかよ・・・。
期待して損した。

次に11-34T。
こちらは今までにないスーパーワイドレシオだ。
おそらくワールドツアーレースにあるような普通にロードレースをしている途中に突如20%オーバーの激坂が現れるようなコースを想定しているのではないか。
構成は11-12-13-15-17-19-21-24-27-30-34と推測される。
計算したところワイドと言っても意外とギアの繋がりは良く、むしろ一般ライダーにとってもペースに拘らないアップダウンの激しいロングライドなんかに使う分には有用なのではないだろうか。

シマノはとりあえず9100グレードでロークロス出して。
出ないなら出ないで今後自分は主戦場を激坂レースに絞っていくことも考えているので、もしかするとCS-9100 11-30Tは導入するかもしれない。

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車坂峠ヒルクライム2017

5月2連戦の第2戦、車坂峠ヒルクライム。
今年はハルヒルの裏ということもあり、去年のリザルトを見る限りトップ10を狙えるチャンスはあるのでは?と考えていた。
というかこの日は碓井峠を挟んだ東西でレースやってるのね。

土曜は10時前に家を出て京都、名古屋、篠ノ井を経由。
しなの鉄道は学生の帰宅と重なったせいか結構込んでいたが16時前に無事小諸に到着。

宿で一休みして食事に出たがどうもぼーっとした感覚がある。
あ、知ってる、これ空気が薄い所で出る症状や・・・。
何せ小諸駅で既に650mもあり、吹いてくる風も明らかに軽い。
少しでも体を慣らそうとゆっくり駅周辺を散策して宿に戻ったが状況はあまり変わらなかった。

当日は不要な重量物を小諸駅のコインロッカーに預け会場へ。
今回の会場は何と1000m地点にあり駅から6kmでさらに350m登らなければならない。
脚を使ってしまわないよう注意して移動したが、意外と脚の調子はいい感じ。
スタート地点で地元テレビのインタビューを受けたりしたが、この時はまだ自信満々だった。
GWの六甲と大峰の結果から240Wを45分出せていて、目標タイムの46分台を十分達成できる計算だったからだ。

9時半の第1スタートの40歳未満組でスタート。
スタートした直後には緩斜面があるのでトレインに乗り、本格的な登りが始まった所で240W維持のペースに切り替える。
このまま距離を削っていく・・・はずがどんどんパワーが落ちていき、最終的には200Wさえ保てなくなった。
原因は低酸素以外の何ものでもない。
やはり一晩で順応できるものではなかった。
最初からもっと緩いペースで行っときゃ良かったと後悔しても後の祭り。
同組&40オーバー組数人に抜かれながら何とかゴールに辿り着いた。
タイムは50分、惨敗だ。
長野の人、テレビで自分の姿が流れたら笑ってやってくれ。

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自転車最高到達点を美ヶ原の1896mから1973mに更新。
まあ来月は2300mまで行くんですけどね。

豚汁やバナナを補給するも空気が薄すぎて全然回復する気がしないのでさっさと下山することに。
下山は中間地点で全員数分の強制ストップ。
これは握力の回復やリムの放熱ができて実にありがたい。

結果は30代13位(15%くらい?)、全体では10%くらい。
このタイムでいつも通りの位置だったのは、つまり低酸素の影響は平等だったというとことか。
大気圧は標高1000mで平地の9割、2000mで8割なので、データを見るとそれに見合ったパワーの落ち方をしたような感じだ。
それからドラフティングが効かない感覚があったが、確かにパワー解析から算出した空気抵抗係数はかなり低く出ており、高地ではいつもとは違った考えで走る必要がありそうだ。
貴重なデータを得られたし、この失敗は次の富士ヒルと来年のリベンジの糧にしたい。

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帰りのしなのは松本のあづみのセンチュリーライドとのバッティングで荷物スペースの争奪戦状態に。
他の車両の最後列は空いていたようだが・・・。
どうも最後列指定すると同じ号車に固めるマニュアルがJRにはあるのだろうか?
次からは他の号車を指定した方がいいかもしれない。

帰りは疲労でヘロヘロだったのに、今朝起きたら全然疲れておらずすっきりした目覚めで驚いた。
そりゃあ全然筋肉は使ってないもんなぁ。
一回高地合宿とかしてみたいもんだ。

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車坂の準備

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今日も割と早く帰れたのでレース前に一本柳谷。
体重は53kgを切る程度までは持ってきたこともあり本気の本気まで追い込まず12:32と納得タイム。

帰ってチェーンメンテとタイヤ交換。
大峰でパンク対策のために使用したリアのR1XをR1Sに交換。
空気を入れてしばらくしたらプシュー…。
おいおいと思って音がするあたりを見たら伊吹山で拾ってきた石が刺さってやがる。
あーあ、手持ちにスペアのないマキシスフライウェイトチューブが・・・。
仕方ないので普段用ウルトラライトチューブを入れるためタイヤを外し、念のためチューブを確認すると違うところに穴が開いていた。
あれっと思ってリムを見たら緑色の砂のような物が。
たぶんチェーン洗浄してたベランダの床材がタイヤ交換の時に紛れ込んだっぽい。

冷静になって考えてタイヤはR1Xに戻した。
いくら伊吹山はウエットだったとはいえR1Sは小石拾い過ぎ。
このまま気付かず行ってたらパンクですべてを失っていたかもしれないことを考えたら、悪運強かったというべきか。

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明日は小諸まで6時間の大長征。
美ヶ原の松本は近く感じたけどこっちは流石に遠いよなあ。

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吉野大峰ヒルクライム2017

5月2連戦の1戦目となる吉野大峰ヒルクライム。
コースは去年のTT開催時の試走・本番、今年の試走と既に3回走行済み。
調子も上向きでそれなりの所を狙えると思っていたものの、結果は関西勢の層の厚さを改めて見せ付けられるものになった。

今回も去年と同じ下市口の宿に宿泊。
新田辺まで自走すれば始発で間に合うのだが、決戦タイヤがパンクするリスクやウォームアップの時間を取れないことを考え前泊にした。
小さい宿なので土曜は吉野大峰の参加者だけで満員だったようだ。

当日は会場の駐車場まで9km自走でウォームアップ……と、途中で突如ガーミンが暗転。
なんとパワメのバッテリー残量アラートだった。
パイオニアとガーミンで連動して通知してくれるなんて…賢いやつめ。
急遽コンビニでボタン電池を購入して交換。

駐車場でKentaroさんと合流。
他にも知り合いと挨拶を交わしたり、話をしているうちに集合時間に。
MCから「整列してください」とアナウンスが入ったのだが、FABUレース常連勢は「まさかFABUのレースで整列しろなんて言われると思ってなかった…」と驚愕w。
いつもはアットホームな小規模・ゆるゆる運営がFABUの売り?だけど、今回は400人もいるのでキッチリしていた。

ゲスト参加の地元出身山本元喜選手と去年のディフェンディングチャンピオンT氏が最後尾からスタート。
FABUお決まりの生年月日降順スタートのため自分は最後からひとつ前の8組スタートなので、1分差のこの二人に一体何kmで撃墜されるのやら…。

吉野大峰のコースは16kmと比較的距離が長いうえ、平均5%の中に下りも含めた斜度変化が激しく非常にペースが掴みにくい。
その中で自分はスタート直後の吉野山区間、11km地点の14%区間、終盤の8%区間の3箇所の攻略に焦点を当てた作戦でレースに臨んだ。

勾配ありスタートでクリートキャッチをミスり少し焦ったものの無事スタート。
スタート直後の吉野山区間は作戦通りのマイペースで先行集団は完全に無視。
調子に乗るとガンガン行けてしまう斜度だけに気持ちを落ち着けて進む。
2㎞ほどの所でまずT氏に、その直後に山本選手にヤバいスピードで抜かれる。
ホント異次元や…。

下って吉野山の店舗街を抜けた先も平均勾配はそれほどではないが変化が特に激しいのでリズムを崩さないよう気を付ける。
ここから先は狭くて抜くのに苦労するかと思っていたが、皆きれいに走っていたので危なく感じることはなかった。

そして勝手に命名『青根ヶ峰の壁』(ここの目玉区間だと思うのにStravaにセグメントがなかったので自分が作った)。
14%が500m続く得意の急勾配を温存してきた脚で駆け上がる。
ここは頑張ったのでレース後もセグメント順位1桁の面目は保たれたw。

アップダウンを挟んだ後は過去いつも苦戦した一見視界が開けて緩く感じる8%区間。
ラスト700mは緩くて速度が乗る一方で落石や穴のある危険なコーナーが連続するためスパートは掛けにくい。
なのでここで足を使い切るつもりでタイムを稼ぐ。

最後は前走者詰まったゴールスプリントになったものの50分に迫る好タイムで余裕で目標クリア。
実は試走は結構攻めて53分で少し凹んでいたが、吉野山の下りでスタッフのペースバイクが入って1分半以上ロスしたことが原因だった。
あと今回ホイールはフロントC24、リアBora35の組み合わせを初めて投入したがなかなかいい感じで全体のペースも上がっていた。

Kentaroさんとのタイム差も約1分半とこちらも目標達成。
しかし、タイム的にかなりの順位を期待していたものの現実は甘くなくカテゴリー20%順位と嬉しくない予想的中…。
全体だと余裕で10%以内だが、山本選手さえ振り切って連覇したT氏をはじめ表彰のあった全体6位中5人が自分と同カテゴリーと34歳以下はホント地獄だぜー。

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T氏の優勝コメント「自転車は練習すれば必ず速くなる競技です」
ガンバッテレンシュウシマース

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昼は割引券で豆腐ハンバーグ。

帰りは今年もKentaroさんに乗せてもらい帰宅(いつもありがとうございます!)。


一夜明けて今日は早く帰宅でき、昨日がこんな感じでもやもやした気分だったことと脚の調子がよさそうだったので、決戦セットのまま柳谷一本勝負へ。
12:25で単独記録を9秒更新するも、StravaはGPS飛びして余計もやもやw。

来週の車坂も楽観視しない方がいいかな~…。

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プロフィール

かわせみ

Author:かわせみ
東京出身の軽量クライマー。
HCレース参戦2年目。
大阪柳谷をホームに京阪神の峠に出没中。

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